今日のコース
今日は秋分の日。先日の敬老の日に続いて今週二回目の祝日です。今日の多摩地区は朝から爽やかに晴れました。
爽やかですけど、東に向かって歩くと眩しそうですね。というわけでいつもどおり西に向かうルートを選択。東京メトロ東西線・都営大江戸線の落合駅から出発して妙正寺川沿いの歩道を歩き、ミカドコーヒー中野沼袋店を目指しました。
妙正寺川
出発は東京メトロ東西線・都営大江戸線の落合駅。まずは山手通りを北へ。広い広い歩道がとても歩きやすいです。
しばらくして隣の中井駅に到着。ここで歩道が川を越える上り坂と川に降りていく下り坂に分かれるので、下り坂の方を進みます。
程なく見えてきたのは妙正寺川。町中をぐねぐねと曲がりながら流れる川で、この付近では4メートルほどの高さの垂直なコンクリートの護岸に囲まれています。
川の北側に遊歩道があるので今日はそこを歩きます。途中から南側にも遊歩道が現れ、時々片側の遊歩道が途切れたりするのでその都度橋を渡っていったり来たり。
晴れているためか水量は少なめ。でも大雨で何度か氾濫したようで、ところどころに調整池が用意されていました。
護岸は高く水面は低く柵もしっかりしているので、すぐ隣の歩道を歩いていても川面はほとんど見えません。時々川を覗き込んでみたかぎり魚はみかけませんでしたが、コサギが一羽いたので少しは魚もいるのかも。
川沿いに歩くとところどころに公園があります。落合公園、西落合公園に続いて見えてきたのは哲学堂公園。
東洋大学の創設者であり哲学者でもある井上円了が明治時代に作った公園で、七十七場と呼ばれる「哲学観を表現した設備」がそこかしこにあるのが特徴です。中は結構起伏にとんだ地形で、涼しい林の中の階段を登ったり降りたりしながら進みました。
なおも妙正寺川沿いに進んで江古田公園に到着。
ここからUの字に曲がって南に行く妙正寺川を離れて、新青梅街道を西へ。沼袋交差点を南に入ったところに見えてきたのが目的地のミカドコーヒー中野沼袋店です。
ここまで70分、7,000歩のお散歩でした。
ミカドコーヒー中野沼袋店
ミカドコーヒー中野沼袋店は入り口は小さいですが、中に入ってみるとかなり奥の方まで続いていて、四人がけのテーブルが10個くらいありました。
口コミ通りの昭和レトロな雰囲気で、天井は低く照明はかなり暗め。窓がなく奥に細長い間取りと合わせて、洞窟に隠れているような気分になれます。グループでワイワイと言うより、一人で喧騒を離れて静かに内にこもりたい時にお勧めな場所です。
ネットの情報では全席喫煙可と書いてあったので心配していましたが(夫婦揃ってタバコは吸わないので)、行ってみると扉の脇に禁煙のシールが貼ってあって実際店内も全席禁煙になっていました。
フリーWi-Fiや電源はありませんでした。雰囲気的に、そのほうがあっていると思います。
ちなみにお支払いは現金のみ。あとお手洗いはちょっと問題があるのであまり長居はしないつもりで利用するのがいいと思います。
今日のモーニング
お店の入口は小さくてショーケースもなにもないのですが、中に入ってみるとメニューがかなり盛沢山。ドリンクメニューだけでも数え切れないくらい。
今回、モーニングメニューはちょっとたっぷりめのピザトーストセットを選んだので、ドリンクは大人しく(?)ミカドブレンドを選択。
コーヒーメニューだけでもかなりたくさんあるのですが、フレンチはストロング、マンデリンは苦味など、一つ一つ味の特徴が書いてあるのが親切です。ミカドブレンドはマイルドとハードの二種類があるようで、今回はマイルドをお願いしました。
メニューに載っていたチョコチーノとかレスカフロートとかが「いったいどんな飲み物?」と気になって仕方ないですが、お手洗いに行きたくなると困るので今日はモーニングだけいただいて帰りました。
アクセスと立ち寄りスポット
ミカドコーヒー中野沼袋店は沼袋駅北口徒歩6分。中野区立丸山塚公園の向かいにあります。
立ち寄れそうな場所としては、百八十くらいの観音像があるという百観音明治寺とか、弥生時代の集落の遺跡があるという中野区立平和の森公園とか行ってみたいところがあったのですが、ちょっと今日は立ち寄る余裕がなくてまっすぐ帰ってしまいました。