ブーランジェリーエミュウ本店・柳瀬川と滝の城址公園のお散歩

Pocket

今日のコース

今日は曇って朝から肌寒いお天気。朝日が眩しくないので開放的な川沿いの道を歩いても問題なさそうですね。

というわけで今回は東所沢まで行って柳瀬川付近を歩くことに。バスの都合で先にブーランジェリーエミュウ本店で朝ごはんを頂いてから、柳瀬川の遊歩道を滝の城址公園まで歩きました。

ブーランジェリーエミュウのパン
ブーランジェリーエミュウのパン

ブーランジェリーエミュウ本店

出発はJR武蔵野線の東所沢駅。本当は東に2kmほどのところにある滝の城址公園までバスで行って、柳瀬川沿いに歩いてこっちに戻ってきてから朝ごはんの予定だったのですが、駅の北口のロータリーに行ってみるとちょうどバスが出たところ。次のバスまで40分もあるというので、急遽先に朝ごはんを食べることに。

朝の東所沢駅
朝の東所沢駅

駅前は意外となにもないので、少し南に行ったところにあるというブーランジェリーエミュウ本店を探してあるきはじめました。

東所沢駅から柳瀬川方向に向かう道
東所沢駅から柳瀬川方向に向かう道

こんな畑ばかりの中に本当にモーニングが食べられるお店があるのか、と不安になりながら地図アプリを頼りに歩き続けること約10分。ブーランジェリーエミュウ本店が見えてきました。

ブーランジェリーエミュウ本店外観
ブーランジェリーエミュウ本店外観

ブーランジェリーエミュウはパン屋さん。ベーカリーカフェというより「パン屋さん」で、お店の中はとても小さく惣菜パンが所狭しと並べられています。

飲食スペースは店内にはないですが、その代わりテラス席がたくさん用意されています。ご近所の人がどんどんやってきては、店内でパンと飲み物を買ってテラスで食べていました。

ブーランジェリーエミュウのテラス席
ブーランジェリーエミュウのテラス席

今日のモーニング

ブーランジェリーエミュウは2020年のカレーパングランプリで金賞を受賞した牛すじカレーパンが特徴的。写真ではわかりにくいですがかなりの大きさです。

ブーランジェリーエミュウのパン
ブーランジェリーエミュウのパン

その他のパンも軒並み大きくてお値段もお得。二人分でパン4つとコーヒー2杯の朝ごはんが1,010円で済んでしまいました。

白くて丸いのは、ふんわりと柔らかい「赤ちゃんのおしり」というパン。中身はバニラの香りが豊かなカスタードクリーム。ほんわか幸せになるお味です。

柳瀬川と清瀬金山調節池

今日は終日曇りの予報ですが、いつ降り出してもおかしくない空模様。食後はのんびりせずすぐに歩き始めました。

ブーランジェリーエミュウ本店から数十メートル南に行くとすぐ柳瀬川に到着です。川沿いに遊歩道がのびているので、今日はここを東に向かって歩きます。

柳瀬川沿いの遊歩道
柳瀬川沿いの遊歩道

遊歩道が舗装されていたのは最初だけ。すぐに狭い未舗装道になり川面も見えたり見えなかったり。

清瀬金山緑地公園に入ったあたりの、柳瀬川沿いの遊歩道
清瀬金山緑地公園に入ったあたりの、柳瀬川沿いの遊歩道

実はこのあたりはもう清瀬金山緑地公園の中。公園を東に進むと木道のある池が見えてきます。

清瀬金山緑地公園の池
清瀬金山緑地公園の池

そして公園を突っ切って川沿いにさらに東に進むと、道路の向こうに現れるのが清瀬金山調節池柳瀬川の洪水対策のために作られた調節池ですが、湧き水を利用した水辺と歩きやすい遊歩道で普段はお散歩にピッタリの場所です。

清瀬金山調節池
清瀬金山調節池

特に木道で囲まれた池は絶好のカワセミの撮影スポットとして有名らしく、今日もすごいレンズをつけたカメラがずらりと並んでいました。

清瀬金山調節池でカワセミを撮影する人々
清瀬金山調節池でカワセミを撮影する人々

確かに池には水辺の鳥が豊富。木道の欄干の上にはカルガモが並び、岸辺にはコサギが佇んでいます。

清瀬金山調節池のカルガモとコサギ(左奥)
清瀬金山調節池のカルガモとコサギ(左奥)

そしてほとりの笹の枝にはカワセミが一羽。そばに人がいても近寄ってこないとわかっているのか、のんびりとくつろいであたりを見回していました。

清瀬金山調節池のカワセミ
清瀬金山調節池のカワセミ

滝の城址公園

ひとしきりカワセミの写真を撮ったら、また川に沿って東へ。途中遊歩道が藪の中に消えてしまっている箇所があったので少し川から離れた一般道を歩いていると、藪の方から「ケケケケケッ!」と何やらけたたましい声が。声の方向をみるとモズが高鳴きしていました。

高鳴きしているモズ
高鳴きしているモズ

色、大きさ、尻尾の振り方、嘴の形からモズと判断しましたが、トレードマークの過眼線が全然見えないですね。こんな色の個体もいるのですね。

ここまで来るとゴールはもうすぐ。旭ヶ丘通りという道路を渡ったところで滝の城址公園につきました。

滝の城址公園に到着
滝の城址公園に到着

こちらの公園も野鳥が豊富。まだ9月だというのに何故か葉を落とした木も多く、鳥も発見しやすくなっています。

早速見つけたのはコゲラ。この木が何故かコゲラに大人気で、一本の木のあちこちの枝にコゲラがウロウロしていました。

滝の城址公園のコゲラ
滝の城址公園のコゲラ

定番のシジュウカラと混群で飛び回っていたのはメジロ。久しぶりに写真を撮れました。

滝の城址公園のメジロ
滝の城址公園のメジロ

滝の城址公園は奥には池もあり、釣り糸をたれている人がたくさんいました。小さな池でしたが魚がよく釣れるんでしょうか。

東側と柳瀬川を渡って新座駅へ

滝の城址公園の東の端に到達して「さあ帰ろうか」と思ってふと気づいたんですが、この公園ってどの駅からも遠いんですよね。「もう十分歩いたし」と言っても、まだまだ休憩するわけにはいかなさそう。

というわけで、ここからはスマホのナビに頼りつつ最寄りの新座駅までお散歩を継続。ちょうど目の前に柳瀬川を渡っている橋がありますが、これは高速道路で歩行者は進入不可。川沿いの道も途切れてしまい、一旦大きく西側に回り込んでずっと向こうの橋まで行く必要があります。

直線距離で1.8kmの新座駅まで道なりに行くと3kmです。頑張って歩く途中で通りかかったのは城下橋。見下ろした東川にはイソシギと思しき小鳥が。名前的に磯にいる鳥かと思っていましたが、実は日本では淡水域にいることが多いそう。

東川のイソシギ
東川のイソシギ

更に進むと今度は清柳橋。ここから見下ろす柳瀬川にはやっぱり釣り人がたくさん。そして魚を狙う野鳥もたくさん。

釣り人で賑わう柳瀬川
釣り人で賑わう柳瀬川

東川が合流するあたりにある岩が何故か野鳥に大人気で、最初オオサギが陣取っていたのですが途中でアオサギに乗っ取られ、さらにカワウがそれを横取りして羽を広げて乾かしていました。

柳瀬川の水鳥に大人気の岩
柳瀬川の水鳥に大人気の岩

そして10時15分、無事JR武蔵野線の新座駅に到着してお散歩終了です。

新座駅
新座駅

ブーランジェリーエミュウ本店からここまで2時間半、11,000歩のお散歩でした。

ブーランジェリーエミュウ本店から新座駅のルート
ブーランジェリーエミュウ本店から新座駅のルート

アクセスと立ち寄りスポット

ブーランジェリーエミュウ本店東所沢駅から徒歩10分弱。駅から南に歩いて柳瀬川に突き当たるあたりにあります。

関連ランキング:パン | 東所沢駅

ちょっと遠いんですが、今日は川沿いを歩いて清瀬金山緑地公園、清瀬金山調節池、滝の城址公園を歩いたあと、清瀬下宿ビオトープ公園に立ち寄りました。

清瀬下宿ビオトープ公園
清瀬下宿ビオトープ公園

清瀬下宿ビオトープ公園は清瀬市と下水道局が設置した小さな自然公園で、下水処理水を使ったせせらぎと池、その周りの豊かな草木で生き物の宝庫になっています。

無料で利用できるので気軽に立ち寄れますが、ちょっと不便な場所にあるためか今日は貸切状態。池の周辺ではシジュウカラの群れが飛び回り、カワセミも柵の上でくつろいでいました。

清瀬下宿ビオトープ公園のカワセミ
清瀬下宿ビオトープ公園のカワセミ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA